JR「中央線」は、八王子・青梅方面と東京都心をつなぐ路線です。
新宿駅や東京駅も一本でアクセスできるため、一人暮らしからファミリー層まで、幅広い世代やライフスタイルの方から人気があります。
住みたい街ランキングの上位にも登場する中央線沿線の駅ですが、駅ごとに特色があり、それによって住みやすも様々です。
今回は中央線沿線にある、一人暮らしの方が住みやすい駅を4つピックアップして、特徴や住みやすい理由をご紹介いたします。
中央線沿線で一人暮らし①「中野駅」周辺の住みやすさ!
中央線沿線周辺で住みやすい街の代表格としてよく取り上げられる駅が、「中野駅」です。
中野駅は山手線の外側にある駅で、新宿駅まで約5分、東京駅・渋谷駅・池袋駅などにも約20分でアクセスすることができる好立地です。
また中央線快速の停車駅で、「東京メトロ東西線」も利用でき、さまざまな地域に素早く移動できるのが住みやすさのポイント。
駅から徒歩約10分圏内には、大小さまざまなスーパーマーケットが9店舗あり、住まいに近い場所でサッと買い物を済ませられます。
約240店舗が入る地域密着型のショッピングモールもあるため、ショッピングも十分に楽しめるでしょう。
さらに駅の近くには「サブカルの聖地」と呼ばれる商店街「中野サンモール」もあり、地域の人々や若者で賑わう、大衆文化も味わえますよ。
このように中野駅周辺は商業施設が多く、ショッピングに困ることが少なく、便利に生活できる街だといえます。
また、中野駅周辺には「中野四季の森公園」があり、散歩やランニングをしながら自然に触れることもできますよ。
ですが、アクセスも生活も便利な駅なので人気も高く、家賃相場は少し高めです。
しかし、一人暮らし向けの1Kや1DKなら、家賃10万円以下の部屋を探すことも難しくないでしょう。
駅に近すぎると家賃が少し高くなるため、自宅から中野駅までは自転車で移動することも視野に住まいを探してみると、自身の予算にあったお部屋が見つかるでしょう。
中央線沿線で一人暮らし②「荻窪駅」周辺の住みやすさ!
続いてご紹介するのは、杉並区の「荻窪駅」です。
荻窪駅周辺は落ち着いた雰囲気の住宅街が広がっており、治安も良いため安心して過ごせる街として、女性からの人気も高いです。
駅直結の大型商業施設にはスーパーマーケットだけでなくファッションやインテリアのお店も豊富で、一人暮らしの買い物や外食に困ることは少ないでしょう。
また駅前には商店街があるので、庶民的な雰囲気や地元の方々に愛されるグルメを楽しむこともできますよ。
さらに個人経営のお店や個性的なお店が多いことでも有名で、観光スポットとしても人気があります。
荻窪駅からは中央線のほかに「東京メトロ丸の内線」もご利用できるため、行き先や混雑度に合わせて使う路線を選べるのも住みやすく魅力的なポイントです。
周辺の駅に比べると少し家賃相場は高いですが、それだけ魅力と利便性が高い駅だといえます。
中央線沿線で一人暮らし③「三鷹駅」周辺の住みやすさ!
次にご紹介する駅は、東京23区から西側の「三鷹駅」です。
三鷹駅周辺にはスーパーマーケットやコンビニエンスストアなどが多く、買い物がしやすい環境が整っています。
とくに駅直結のショッピングモールには、さまざまなグルメや生活雑貨・日用品店が揃っており、一人暮らしの強い味方になってくれるでしょう。
さらに住みたい街周辺の駅ランキングで上位の常連である吉祥寺駅が隣駅なので、お出かけや買い物を近くで楽しめるのも、住みやすく嬉しいポイント。
井の頭公園もほど近く、駅から少し離れるとファミリー世帯も多いので、一人暮らしでも落ち着いた環境と自然の中で生活したい方に向いています。
三鷹駅には中央線の快速が停車するため、新宿駅へは約18分でアクセスできます。
朝の時間帯限定ですが、成田空港行きの成田エクスプレスも停車するため、飛行機でお出かけの際にも便利ですよ。
中央線沿線で一人暮らし④「武蔵小金井駅」周辺の住みやすさ!
最後にご紹介するのは、三鷹駅からさらに西へと進んだ立地にある「武蔵小金井駅」です。
新宿駅までは約30分、東京駅までは約40分と通勤時間は少し長いですが、JR中央線の快速が停車するので、それほど不便には感じないでしょう。
ただし通勤通学時間帯はとても混雑するので、人混みが苦手な方は注意が必要です。
武蔵小金井駅から徒歩1分圏内には、大型商業施設がなんと3軒もあります。
スーパーマーケットや飲食店だけでなく、日用品店なども揃っているので、日常の買い物で不便さを感じることは少ないでしょう。
都心から距離があるぶん、周辺には小金井公園や武蔵野公園など広くて自然豊かな公園が多くあり、気軽にリフレッシュできますよ。
一人暮らしでもファミリーでも住みやすいエリアなので、同じ地域に長く住み続けたい方におすすめです。
「中央線」と「中央本線」は何が違うの?
ご存じの方も多いかもしれませんが、中央線は「中央本線」と呼ばれることもあります。
この2つの違いとは何でしょうか?
結論からいうと、中央線は中央本線は区間によって呼び分けがされています。
中央本線は東京駅から長野県の塩尻駅を経由して、愛知県の名古屋駅までを結ぶ日本一長い路線です。
そのため一言で中央本線といってしまうと、長い路線全体を指すことになってしまい、どの区間か分かりづらくなってしまいます。
そこで東京駅から高尾駅までの区間を中央線と呼び、中央本線と呼び分けているのです。
中央線と「中央総武線」も異なる
また中央線と名前が似ているもうひとつの路線に「中央総武線」があります。
中央総武線は千葉駅から三鷹駅を結ぶ路線ですが、御茶ノ水駅から三鷹駅までの区間は中央線の線路を走行します。
そのためこの区間で乗車される場合は、ほとんど同じ路線に思えますが、厳密には別の路線になるため、名前が異なるのです。
中央線に乗車する際の注意点
中央線には快速電車が走っていますが「特別快速」や「通勤快速」など種類が多く、それぞれ停車する駅が異なるため、注意が必要です。
さらに土日・祝日は一部の駅が通過駅になるなど、曜日によっても違いが多いため、はじめのうちは難しく感じてしまうかもしれません。
中央線沿線に住む場合は、電車の種別ごとにそれぞれの違いを把握し、事前に自分がどの電車に乗るべきかを確認しておくことで、快適に移動でき、住む場所をきめるうえでも参考になるでしょう。
まとめ
JR中央線沿線には、それぞれの魅力を持った、住みやすい地域が多いです。
地域の人々で賑わう街から、落ち着いた雰囲気の住宅街まであるため、ライフスタイルに合わせて一人暮らしを楽しむことができますよ。
今回ご紹介したなかで気になる駅があれば、一度足を運んでみてはいかがでしょうか?
東京・埼玉・神奈川で賃貸物件をお探しの際は、私たち「アムス・エステート株式会社」まで、ぜひご相談ください。