古い和室の賃貸物件は管理が難しいイメージがあり、敬遠されている方も多いのではないでしょうか?
しかし家賃が安かったり、駅から近かったりなどのメリットが多く、工夫次第でおしゃれにすることもできます。
そこで今回は、賃貸物件をお探しの方に向けて、古い和室をおしゃれにする方法をご紹介いたします。
古い和室をおしゃれにアレンジしよう!畳のメリットとは
和室の賃貸物件には、以下のようなメリットがあります。
メリット①:癒し効果がある
い草の優しい色合いは目に優しく、自然の香りには癒し効果があります。
畳にそのまま座れるので、イスでの生活より目線が低くなり、天井が高く感じられる点も魅力です。
フローリングよりも保温効果があるので、床に寝転がってもヒヤッと感じることもありません。
疲れたときはぜひ畳に横になり、い草の香りを感じながら休憩してみてください。
メリット②:調湿・防音効果がある
畳に使われているい草には、湿度に合わせて水分を吸ったり出したりする特徴があります。
このような調湿効果は、湿度が高い梅雨や乾燥する冬場など、季節によって湿度が変化する日本の気候に合っているのでおすすめです。
また肌あたりが柔らかいので、フローリングよりも裸足で歩く際に床の硬さや冷たさが軽減されます。
さらに、防音効果もあるので暮らすうえでのさまざまなストレスも軽減させてくれます。
メリット③:収納力がある
和室の収納は引き戸の押し入れが一般的で、畳に布団を敷いて寝ることを想定し、寝具一式が入れられるようになっています。
洋室の部屋に設置されているクローゼットは洋服を入れることを想定しているため、奥行きが浅いのが特徴です。
押し入れのほうが奥行きが深く、工夫次第でさまざまな荷物を収納できるでしょう。
古い和室はおしゃれに見えにくい?畳のデメリットとは
和室にはさまざまな魅力がある一方、以下のようなデメリットがあることも理解しておきましょう。
デメリット①:メンテナンスに手間がかかる
畳に使用されているい草は徐々に擦り切れてしまうため、定期的な張り替えが必要です。
また液体をこぼすとしみ込んでしまうので染みができやすく、通気性を良くしないとカビやダニが発生してしまう可能性も高くなります。
大きな家具を置くと畳がへこみ跡がついてしまうので、古い和室は扱いやお手入れに気を付ける必要があるでしょう。
しかし近年はこれらのデメリットが解消され、和紙や樹脂の畳を使用し、メンテナンスの手間を軽減している賃貸物件も増えています。
賃貸物件のなかでも、古い和室と近年の和室では畳の性質が異なる場合があるので、事前に特徴をチェックしておきましょう。
デメリット②:おしゃれに見えにくい
古い和室をおしゃれにできずお悩みの場合は、以下のような原因があると考えられます。
●窓に洋風のカーテンを取り付けている
●全体的にレトロな雰囲気なのにキッチンなどの設備が白くて違和感がある
●インテリアが和室に馴染んでいない
このように古い和室に新しいものや洋風のものが置いてあると、違和感が生じてしまうのです。
現在洋室で暮らしている場合は、インテリアをそのまま引っ越し先に持ち込むと、和室の雰囲気に合わずおしゃれに見えにくくなる可能性があるので注意しましょう。
古い和室をおしゃれに見せる方法は?
和室をおしゃれな雰囲気に仕上げるためには、以下のような方法でコーディネートを考えてみましょう。
方法①:照明にこだわる
和室に設置する照明器具は、デザイン性が高いものを選ぶと、手軽におしゃれな空間を演出できるのでおすすめです。
とくに木材や和紙を使用した照明器具は畳との相性が良く、室内を落ち着いた雰囲気に仕上げてくれます。
また間接照明やスタンドライトなどを置けば、柔らかい光で室内に陰影が作り出されるので、おしゃれな空間になるでしょう。
洋風の照明器具を設置する場合も、アンティーク調やレトロ調など懐かしさを感じるインテリアを選ぶと、和室の雰囲気とマッチするのでおすすめです。
方法②:自然素材を使用したインテリアを置く
照明器具に限らず、インテリアはラタンなどの自然素材を使用すると、和室のナチュラルな雰囲気と合います。
ただし、すべてのインテリアを自然素材でそろえると地味な雰囲気になってしまうので、小物などのアイテムに刺し色を取り入れるのもおすすめです。
和室はアジアンな雰囲気はもちろん、ハワイアン・アフリカン・北欧などの雰囲気と調和するので、趣味に合わせたコーディネートを考えてみましょう。
方法③:ブラインドを設置する
古い和室には、窓に障子が設置されている賃貸物件も多くあります。
障子だとおしゃれに見えにくい場合は、木製のブラインドに変更すれば、モダンな雰囲気になるのでおすすめです。
スクリーンタイプを設置する場合は、竹や麻などの自然素材を選ぶと和室との相性も良く、室内をスタイリッシュに演出できるでしょう。
カーテンを取り付ける場合は、原色などのはっきりとした色ではなく、くすみカラーなど淡い色合いのものを選ぶのがおすすめです。
レースカーテンもアイボリーや薄いベージュなど、和室に溶け込む色味を選びましょう。
まとめ
今回は賃貸物件をお探しの方に向けて、古い和室をおしゃれにする方法をご紹介いたしました。
洋室では演出できないモダンで落ち着いた雰囲気のある空間を演出できるので、ぜひさまざまな魅力のある和室の賃貸物件もご検討ください。
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