賃貸物件で一人暮らしをしていると、帰省や出張などで長期的に家を留守にし、タイミングが合わずゴミを出せないことがあると思います。
しかし生ゴミは放置せず、日ごろから対策をおこなうことが大切です。
そこで今回は賃貸物件で暮らしており、ゴミをどう保管するか悩んでいる方に向けて、生ゴミの保管方法についてご紹介いたします。
賃貸物件で生ゴミを放置するとどうなる？
室内に生ゴミを放置すると、以下のような問題が発生するので注意しましょう。
虫が発生する
まず、コバエなどの虫が発生する点に注意が必要です。
虫は網戸の隙間や玄関のドアなどから侵入し、ゴミ箱に卵を産み落とします。
卵は1日でふ化し、10日ほどで成虫になるので、短期間でも虫が大量発生する可能性があるのです。
また野菜にもともと卵が産み付けられており、生ゴミとしてゴミ箱に入れると、そこから卵がふ化してウジ虫が湧いてしまうこともあるので、気を付けましょう。
においが充満する
ゴミのなかで雑菌が繁殖し、悪臭を放つ可能性もあります。
雑菌は水分が多く、温度が高いとより活発に繁殖するので、梅雨や夏場の時期に生ゴミを保管する際は、とくに注意が必要です。
なかでも魚介類はにおいがきつくなりやすいので、短期間であっても放置しないように気を付けましょう。
カビが発生する
ゴミ箱は水分や食べかすを養分として繁殖するカビにとって、繁殖しやすい場所です。
カビを放置すると胞子が空気中に広がり、それらがキッチンのタイルやゴミ箱などに付着すると、さらにカビが広がってしまいます。
またカビの胞子が体内に入ると、食中毒や気管支炎などを発症する恐れもあります。
衛生面や健康面においても、きれいなキッチンを保ち、カビの繁殖を防ぐようにしましょう。
賃貸物件ではどのような方法で生ゴミを保管すれば良い？
においやカビなどの問題を起こさないためには、以下のような方法をお試しください。
冷凍庫や冷蔵庫に入れる
においやカビは温度が高いところを好むので、これらの問題を防ぐためには、ゴミそのものを冷やすのがおすすめです。
ビニール袋などに水気を切ったゴミを入れ、しっかり密閉して冷凍庫や冷蔵庫の野菜室などに入れれば、雑菌の繁殖を防げます。
もし冷凍庫や冷蔵庫で生ゴミを保管することに抵抗がある場合は、専用のケースに入れてから冷凍庫に入れるなど、自分にとってストレスを感じない方法を考えましょう。
またゴミの日に冷凍庫から出し忘れることのないように、気を付けてくださいね。
新聞紙に包んでから捨てる
冷やす場所がない場合は、新聞紙にゴミを包むだけでも、悪臭を防ぐのに効果があります。
新聞紙がゴミに付いた水分を吸い取ってくれるので、雑菌の繁殖を遅らせることができるのです。
キッチンペーパーでも同じく効果があるので、ぜひお試しください。
生ごみ処理機を使用する
賃貸物件のなかには、生ゴミ処理機が設置されているところもあります。
これは水分を温風で乾かしながら脱臭する効果があり、処理後は植物の堆肥として活用できる設備です。
購入する場合は5万円以上する場合が多く、電気代もかかるため、節約したい方は冷凍庫や新聞紙などを活用して対策しましょう。
賃貸物件で生ゴミを保管するのにおすすめの場所は？
ではゴミの日まで生ゴミを保管する場合、どのような場所に置いておき、どのような点に注意すれば良いのでしょうか？
キッチンで保管する場合
多くの方はキッチンのゴミ箱に生ゴミを入れると思いますが、そのままゴミを放置すると先ほどご紹介したような、においやカビなどの問題が発生してしまいます。
そこでおすすめしたいのが、フタ付きのゴミ箱です。
フタをしっかり閉めておけばにおいが漏れることもなく、フタの裏などに消臭剤を貼り付ければ、さらに消臭効果が期待できます。
キッチンのなかでも、なるべく直射日光が当たらない場所にゴミ箱を置くのがおすすめです。
ベランダで保管する場合
室内にゴミを置いておくのに抵抗がある方は、ベランダに大きめのゴミ箱を置くのもおすすめです。
しかしベランダにゴミを置く場合は、においにくわえて虫の発生にも気を付ける必要があります。
フタ付きのゴミ箱で保管するのはもちろん、防虫剤を貼り付けるなどして対策しましょう。
付いてしまったにおいを消す方法は？
においを完全に防ぐことはできないので、定期的にゴミ箱を掃除することも大切です。
消毒用エタノールで拭けば、においはもちろん、カビや雑菌の繁殖を防ぐのにも効果があります。
また水で薄めたお酢を染み込ませたキッチンペーパーをゴミ箱に入れるだけでも、においを中和して、簡単に取り除いてくれるのでおすすめです。
三角コーナーがある場合は、たまった生ゴミを捨てる前に、重曹・塩・コーヒーかす・お茶の葉など、消臭効果のあるものを混ぜると、においが軽減されます。
どれも手軽にできる方法なので、ぜひお試しください。
まとめ
今回は賃貸物件で暮らしている方に向けて、生ゴミの保管方法についてご紹介いたしました。
賃貸物件での一人暮らしだと、タイミングが合わずゴミがたまってしまうこともあると思いますが、今回ご紹介した対策を参考にして、清潔なお部屋を保ちましょう。
アムス・エステート株式会社では、ペット可の賃貸物件も多数ご紹介しています。
ペット可のお住まいをお探しの方は、ぜひ当社へご相談ください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓
