キャットウォークは猫の運動量を増やし、体型維持やストレス解消にもつながるアイテムですが賃貸物件に設置するのは難しいと考えている方もいらっしゃると思います。
しかし、賃貸物件でも使用できるアイテムを使えばキャットウォークをDIYで作ることができるので、ぜひチャレンジしてみてください。
そこで今回は賃貸物件で猫との暮らしをご希望の方に向けて、賃貸物件でキャットウォークをDIYする方法と自作する際に注意すべき点についてご紹介いたします。
賃貸物件でキャットウォークをDIYする方法は?
キャットウォークを自作する場合、以下のような流れで作業するのがおすすめです。
①設置場所を決める
②壁の材質を確認して穴を空けるかどうか検討する
③設計図を作り採寸する
④必要な材料や工具を準備する
⑤キャットウォークを取り付ける
部屋の雰囲気に合わせて木材の色を塗り替えるなどアレンジを加えるのもおすすめですが、はじめてDIYに挑戦される方はとくに詳細な設計図を作ることが大切です。
設計図を作る際は、2点気を付けることがあります。
まずしっかり採寸をおこなうことが大切です。
おおざっぱな採寸で作業を進めると、木材の長さが部屋のサイズに合わず、時には自分でノコギリを使用して木材を切るなど、手間が増えてしまいます。
サイズの合わない木材を無理やり部屋に押し込むと、壁や天井を傷付けてしまうリスクがあり、その場合原状回復費を負担する必要が生じるのでご注意ください。
続いて賃貸物件では、穴を空けられるかどうかを確認することも大切です。
一般的には穴を空けてはいけないと規定されていることも多いので、事前に契約書を確認しましょう。
穴を空けずにキャットウォークを設置する方法は?
賃貸物件で穴を空けずにキャットウォークを設置する場合は、以下のアイテムを使用しましょう。
●2×4材
●ディアウォール
木材は断面のサイズで呼ばれることが多く、さまざまな種類が販売されています。
なかでも「2×4(ツーバイフォー)材」はホームセンターなどで購入しやすく、DIYで使い勝手の良いサイズなのでおすすめです。
そしてこの2×4材を、床と天井で固定するために必要となるアイテムが「ディアウォール」です。
2×4材の両端にディアウォールを取り付ければ、床と天井を木材が突っ張り固定されるので、その木材に穴を空けてキャットウォークを作ることができます。
ディアウォールを取り付けるためには、床から天井までの高さよりも少し短めの木材を用意する必要があるので、商品に合わせた長さを計算しホームセンターなどでカットしてもらいましょう。
賃貸物件でキャットウォークをDIYする際の注意点は?
賃貸物件でキャットウォークをDIYする際は、実際に使用する際の猫の安全面を考慮することが大切です。
そこで以下の点に気を付けましょう。
注意点①:耐荷重に気を付ける
猫は上下運動を好む傾向があるので、キャットウォークを設置するとジャンプする機会が増えると思います。
高くジャンプすると床板にはネコの体重以上の負荷がかかるので、耐荷重のことを考慮して設計することが大切です。
またステップの距離が離れすぎている場合も、ジャンプする際に足場に負荷がかかってしまうのでご注意ください。
注意点②:猫がけがをしないように気を付ける
高い位置で走ると落下してしまう危険性があるので、できるだけ猫が走れない距離のキャットウォークを作ることも大切です。
足場の幅は1匹の場合20cm程度、複数いる場合はすれ違うことも考慮して25cm〜30cm程度あると良いでしょう。
また高い位置にある足場には、滑り止めを付けてあげると、より安全面が強化されるのでおすすめです。
ネジや釘などが出っ張っていると、猫の体が傷ついてしまう可能性があるので、危険な箇所がないかしっかりと確認してから遊ばせてあげましょう。
注意点③:清潔な空間を保つようにする
猫は高い場所を好みますが、その希望をかなえるために手の届かない位置にキャットウォークを設置すると、掃除が大変になってしまいます。
毛玉の吐き出しや食べたものの嘔吐など、猫と暮らすうえで生じる汚れも見えなくなってしまうので注意が必要です。
お互いの健康管理や清潔な空間を保つためにも、掃除がしやすい位置にキャットウォークを設置しましょう。
またキャットウォークの下には、なるべく荷物を置かないようにすることも大切です。
猫は身体能力が高い動物ですが、飛び降りた先に荷物が置いてあると着地点が見えなってしまうので、ケガをするリスクが高くなります。
後ろ向きに歩くことも苦手なので、正面を向いて飛び降りられるように出入り口を2か所以上作り、思う存分遊ばせられるスペースを作りましょう。
まとめ
今回は賃貸物件で猫との暮らしをご希望の方に向けて、賃貸物件でキャットウォークをDIYする方法と、自作する際に注意すべき点についてご紹介いたしました。
賃貸物件でも穴を空けずにキャットウォークをDIYできるので、ぜひチャレンジしてみてください。
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