10月に入って、以前のような暑さではなく、過ごしやすい気温になってきました。
これからどんどん寒くなっていきますが、皆さんは暖房の準備は大丈夫でしょうか？
今回は一人暮らしの方に向けて暖房器具のポイントや暖房器具の選び方、暖房器具の節約術についてご紹介していきますので、皆さんの参考になれば幸いです。
一人暮らしの方必見！暖房器具を選ぶ際のポイントとは？
暖房器具で全体を暖めるのか部分的に暖めるのか
エアコンや石油ファンヒーターは全体的に暖められ、こたつや電気ストーブは部分的に暖められます。
全体を温められる暖房器具は、部屋のどこにいても温かいですが、その分暖まるまで時間もかかりますし、電気代もかかります。
また、部屋全体と言ってもドアや壁に仕切られている廊下やトイレなどは暖められないので、温度差が大きくなることも。
部分的に暖められるこたつや電気ストーブは、暖める範囲が狭いためすぐに暖まることが可能ですが、範囲が限定されるので寒さが苦手な方にはつらいかもしれません。
寒いのが苦手で電気代がかかってもいいから部屋全体を暖めたいなら前者、電気代を節約したい場合は後者と人によって大きく変わります。
光熱費がどのくらいかかるのかを計算
先ほどもお伝えいたしましたが、部屋全体を暖められる暖房は電気代がかかりやすく、部分的に暖められるものは電気代が前者よりもかかりにくいです。
家に居る時間が短い方やワンルームで部屋があまり広くない方は、すぐに温まる部分暖房を使うのが良いでしょう。
自身のライフスタイルはどうなのか、毎月どのくらい光熱費がかかるのか、暖房器具を購入する前にきちんと検討しておくのをオススメします。
契約上の問題はないかを確認
賃貸物件の中には、火事などを防止するために石油やガスを使用する暖房器具を禁止するところもあります。
暖房器具を購入する前に契約書の確認をするか、内見時に聞いてみると良いでしょう。
アンペア数は足りるか
暖房器具は大量の電力を消費します。
そのため、暖房器具と同時に電子レンジやオーブントースターといった別の家電を使うとブレーカーが落ちることがあります。
その場合の対策として、別の家電を使う前に暖房を止めるか、アンペア数の上限を上げて貰う方法があります。
アンペア数の上限を上げる場合、電気会社に連絡する必要があり、また電気代が上がるので、注意しましょう。
一人暮らしの暖房器具の特徴とは？
エアコンの特徴
エアコンは基本的に部屋に標準装備されているので、購入する事はほとんどありません。
ただし、物件によっては旧型のエアコンを設置している場合があります。
旧型のエアコンは、最新のエアコンよりも消費電力が大きいので、電気代が高くなってしまいます。
他にもエアコンは部屋全体を暖められますが、その分電力を使うので、家に居る時間が少ない方にはオススメできない暖房器具です。
石油ファンヒーターの特徴
灯油を使用する暖房器具で、短時間で部屋全体を暖められます。
ただし、電気代以外にも灯油代も必要ですし、部屋全体の乾燥、空気の汚れ、一酸化炭素対策で定期的に換気が必要となるデメリットもあります。
基本的には寒さが厳しいエリアや10帖以上の広い部屋に済んでいる方にオススメする暖房器具です。
電気ストーブの特徴
電気を発熱し、部分的に暖められる暖房器具です。
すぐに温まり、コンパクトなのでさまざまな場所で使いやすい器具です。
短時間での利用に適しているので、暖房をあまり使わない方にオススメです。
こたつの特徴
テーブル代わりにもなる日本の伝統的な暖房器具であるこたつです。
消費電力も少ないのでコストパフォーマンスに優れています。
ただし、こたつは他の暖房器具よりも大型なので、こたつを置くスペースやオフシーズン時にこたつをしまう場所が必要です。
ですが、場所を取らない一人暮らし用の小さいこたつも販売しているので気になる方はぜひ調べてみてください。
また、こたつの大きな弱点として暖かいのはこたつの中だけで、部屋は寒いままです。
そのため、こたつから出るのが困難という方もいらっしゃいます。
一人暮らし用の暖房でも電気代が心配・・・電気代を抑える節約術とは？
エアコンの風向きは下にする
暖気は冷気と違い密度が小さいため、軽いです。
暖気は上に溜まる性質があるため、上向きにすると上に溜まったままになるので、下向きにすると良いでしょう。
暖気はサーキュレーターで循環
先ほどもお伝えした通り、暖気は上に溜まりやすいです。
そのため、空気の循環に適しているサーキュレーターを使用することで、設定温度を1,2度下げても部屋が暖まりやすく、電気代の節約に繋がります。
断熱カーテンや厚手のカーテンを使う
冷気は外から入ってきます。
そのため断熱カーテンや厚手のカーテンを使うことで、外から入ってくる冷気を抑えられます。
防寒グッズを使用する
なるべく暖房を使いたくない方は、防寒グッズを使用すると良いでしょう。
ひざ掛けやレッグウォーマー、ルームシューズなど防寒グッズはたくさんありますし、重ね着や毛布などにくるまれば暖かいです。
ただし、寒いのを我慢するのはあまりオススメできません。
あくまで暖房を使っても少しだけ寒い場合に使うと良いでしょう。
また、災害などで電気が使えなくなった際にも防寒グッズは役立つので、余り使う機会が無い方でも、揃えておくのが良いでしょう。
まとめ
今回は一人暮らしをする方、またはしている方向けに暖房器具を選ぶ際のポイントや節約術とはなにかについてご紹介いたしました。
これから寒い季節がやってきます。
確かに暖房器具は電気代が高いですが、自分のライフスタイルに合わせ、節約術も活用すれば電気代を抑えられますので、今回の記事を参考に、皆さんが快適な冬生活をおくれたら幸いです。
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