今年の7月頃に発生した九州地方や中部地方などを襲った集中豪雨の記憶が新しいと思いますが、皆さんは災害対策をきちんとおこなっていますか?
正直なお話、年に数回くるかどうかの災害ですし、身近に被災した方が居ないと実感が無いかもしれません。
ただ、台風や豪雨は事前にわかりますが、地震は急に来る場合がありますので事前に準備しておくことが大切です。
今回は一人暮らしの方向けに災害時の対策について紹介していきますので、ご参考になれば幸いです。
一人暮らしの災害対策①避難場所は必ず調べる
災害が起こった際の避難場所はきちんと確認していますか?
災害が発生してから調べると、焦ってきちんと調べられないので、事前に確認しましょう。
避難場所の調べ方
自身の住んでいる地域の避難場所を調べるにはいくつかの方法があります。
一番簡単なのは、皆さんがお持ちのスマートフォンのアプリです。
アプリなら災害情報を通知してくれますし、スマートフォンは常に持っていることが多く、もしもの時は電話での連絡やSNSなどで連絡もできます。
他には自治体の公式ホームページを確認することです。
ただ、情報は正確で詳しく書かれていますが、人によっては情報が多すぎて見づらい場合もあるので前述の通り、アプリで確認するほうが良いでしょう。
避難場所の種類や避難所との違い
「避難場所」と「避難所」に違いがある事はご存じでしょうか。
避難場所は、災害時に一時的に避難し、身を守る場所の事です。
避難所は、災害で住宅などが壊れ、生活をするのが危険、またはできない方が生活をする場所です。
さらに避難場所や避難所にも種類があります。
●避難場所
広域避難場所:災害が原因で地域全体が危険になった場合に避難する場所
一時避難場所:災害時の危険を回避するために一時的に避難する場所
●避難所
指定避難所:災害が原因で、住んでいる住宅などが危険にさらされている際に一時的に滞在する場所
福祉避難所:高齢者や障がい者、乳幼児といった要配慮者を滞在させる場所
少しややこしいかもしれませんが、災害が発生し、一時的に避難したいなら避難場所、住んでいる住宅での生活が出来ないなら避難所と覚えておきましょう。
一人暮らしの災害対策②災害時に必要なものと便利なグッズ
災害時に最低限必要なものと便利グッズをご紹介。
まずは必要なものから見ていきましょう。
災害時に必要なもの
非常食:災害では物流も不安定なため、食料が手に入りにくいですので、5日分ほどの非常食を用意しておくと良いでしょう。
水:水は飲むのはもちろん、トイレや体を洗う際にも必要なので、用意しておくのをオススメします。
衣類:洋服や下着、タオルなどはとても重要ですので、何着か持っていきましょう。
貴重品:通帳や印鑑はとても重要ですので、ひとまとめに置いておくと良いでしょう。
災害時に便利なグッズ
発電機付きラジオ:ラジオは災害時の情報収集には必要なグッズの1つで、できれば発電機が付いているラジオを購入しましょう。
災害時は電気などが使えなくなる場合があるので、スマートフォンの充電にも使えます。
使い捨てトイレ:ポンプ式のトイレの場合、電気が止まると使えなくなるので、使い捨てトイレがあると便利でしょう。
防災グッズセット:避難用の持ち出し袋に入った防災グッズセットを購入しておくことで、最低限必要なものが揃うことがあります。
救急用品:ばんそうこうや包帯、常備薬などを持っておくと怪我などした際に便利です。
娯楽グッズ:災害というのは、人々の心身に大きなストレスを与えます。
また、やることがないと色々と考えてしまい、不安になってしまうので、何か娯楽グッズを用意しておきましょう。
一人暮らしの災害対策③部屋を整理して逃げやすいように
いつも過ごしている自室が、災害時には危ない場所に変わることもあります。
例えば、背の高さ以上ある棚が皆さんの上に倒れてくるかもしれませんし、避難をしたいのにドアの前にあった家具が倒れたり、場所が変わることで、ドアが開かなくなるかもしれません。
怪我ですめば良いですが最悪の事態も想定し、棚などは転倒防止対策をおこなったり、ドアの前に物を置いたりしないようにしましょう。
他にもキッチンの食器などが散乱し、逃げる際に足を怪我する可能性があるので、スリッパ、また、太陽が登っている時間帯ならよいですが、夜に災害が発生する場合もあるので、懐中電灯も一緒の場所に置いておくのをオススメします。
地震といった災害は、場合によってはドアが変形し、開かないこともあります。
その際に大声で叫ぶと体力を使いますし、怪我をしてうまく声が出せない場合もあるので、笛なども用意しておくと安心できますね。
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まとめ
今回は災害が起こった際に慌てないための対策方法をご紹介いたしました。
今回紹介した以外にも、家族との連絡手段を想定するのも大事です。
また、人が集まる避難場所や避難所ではコロナ対策を考え、場合によっては近場で安全な友人の家や親族の家にお願いし、避難するのも良いでしょう。
災害というのは急に発生しますので、もしもの時の準備は万全にしておきましょう!
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