一人暮らしを始めようと部屋探しをしていると、いろいろな平米数の部屋があって迷ってしまうことはないでしょうか。
平米数によって一人暮らしの部屋の間取りにどんな違いがあるのか、またどのくらいの広さの部屋が自分に合っているのか、わからないことも多いでしょう。
今回は部屋の平米数と間取りの関係、そしてその広さの部屋にはどんな人が向いているのかを比較しながらご紹介します!

一人暮らしの部屋の平米数を比較!20㎡編
そもそも1㎡と言われても、想像つかない方もいると思います。
日本では部屋の間取りを平米数ではなく、畳の枚数で表現することが多いからです。
1㎡は、畳でいうと約0.6畳の広さ、と言ったほうがわかりやすいのではないでしょうか。
平米数に0.6を掛けると、畳の枚数で広さを表すことができますので参考にしてみてくださいね。
それでは一人暮らしの部屋の平米数を比較するために、まず20㎡の部屋からみてみましょう。
20㎡の部屋の間取りは、ワンルームもしくは1Kになります。
20㎡×0.6畳で計算すると、部屋の広さは12畳。
「広い!」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかしこれはあくまでお風呂やトイレ、キッチンなどの「水回り」を含んだ広さです。
20㎡の部屋ですと、バス・トイレが別の場合、実際の居室スペースは6畳ほどになります。
なお同じ20㎡でも居室スペースが8畳の間取りになると、6畳の場合と比較してキッチンが小さかったり、バスルームが3点ユニットバスだったりする場合も。
また20㎡の物件はスペースを最大限活用するために、収納スペースが少ない部屋が比較的多いようです。
洋服などが多い方は、タンスを入れると思った以上に部屋が狭くなることもあるため注意しましょう。
<20㎡の部屋が向いているのはこんな人>
20㎡の部屋は、居室スペースが約6畳の場合、シングルベッドを置くと部屋の3分の1ほどが埋まってしまうイメージです。
ですから比較的荷物が少ない方、ミニマリストの方などに向いているといえるでしょう。
テレビボードやタンスを入れるなら、小型のものを選ぶとスペースに余裕ができます。
また20㎡の部屋は、狭いぶん他の平米数と比較して家賃の安い部屋が多いため、広さよりも安さを優先して一人暮らしを始めたい方にもおすすめです。
一人暮らしの部屋の平米数を比較!25㎡編
平米数が25㎡の部屋になると、1Kの居室部分は7畳ほどに広がります。
シングルベッドやテレビボードを置いて、さらに衣類をかけておく小型のタンスや本棚などを置いても、一人暮らしなら余裕があるでしょう。
国土交通省が公表している「住生活基本計画における居住面積水準」によると、一人暮らしの方が「健康で文化的な住生活を送るために必要不可欠な住宅面積」の水準は25㎡となっています。
もちろん25㎡以下だと健康で文化的な生活が送れないというわけではありませんが、ひとつの目安の数字にはなりそうです。
<25㎡の部屋が向いているのはこんな人>
25㎡の部屋は、20㎡の部屋と比較すると部屋のスペースに1畳ほどの余裕があるため、必要最低限の家具以外にも置ける家具が増えます。
そのため少し荷物が多い方でも暮らしやすい広さといえるでしょう。
壁面の上部まで利用できるラックなどを設置すれば、多くの荷物が収納できますよ!
もしくはもともと荷物の少ない方が、余裕のあるスペースで広々暮らしたいと考えたときにもおすすめできる広さです。
一人暮らしの部屋の平米数を比較!30㎡編
平米数が30㎡になると、トイレやキッチンなどの水回りをのぞいた居室スペースが10畳ほどある1Kの部屋が多くなります。
ベッドとテーブル、またちょっとしたソファーなどを置くスペースもあり、一人暮らしにとっては広めの間取りです。
25㎡の部屋と比較しても、広く感じる方が多いでしょう。
友人を招いてホームパーティーをしても余裕を感じられる広さなので、数人座ってくつろげるカウチソファーなどを置きたくなるかもしれないですね!
30㎡の部屋は、いろいろな意味で生活に余裕を感じられる広さと言えます。
<30㎡の部屋が向いているのはこんな人>
一人暮らしでもゆったり広々と暮らしたい人は、30㎡の部屋を選ぶと満足度が高いでしょう。
スペースに余裕があるためおしゃれ好きで衣類が多い方や、大きめのベッドを置いたりソファーを置いたりと、インテリアにこだわっておしゃれに暮らしたい方などにも向いています。
またペットと暮らしたいと考えている方にも、広々とした30㎡がおすすめです。
ただし部屋が広くなると家賃も高くなる場合が多いことは、頭にいれておく必要があります。
まとめ
部屋の平米数による間取りの比較や、20㎡~30㎡の広さの部屋にはそれぞれどんな人が向いているのかをご紹介しました。
一人暮らしの物件探しでは、持っていく荷物の多さやこれからどんな生活をしていくかによって選ぶ広さが変わってきます。
また広さによって家賃も大きく違ってくるため、いろいろと比較しながら自分のライフスタイルや予算に合った部屋を選ぶことが大切です。
今回の記事を、ぜひ一人暮らしの部屋選びの参考にしてみてください!
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