
自然豊かで住みやすい街が多く、人気の高い「総武線」沿線。
しかし一口に総武線といっても、総武本線や総武緩行線、中央線などの似ている路線がいくつもあり、どこから選べば良いか迷っている方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、総武本線・総武緩行線・総武快速線・中央線の違いや混雑する時間帯、総武線沿線の住みやすい駅の家賃相場や、周辺施設などの情報をご紹介いたします。
千葉・東京周辺ではじめての一人暮らしを検討されている方は、ぜひご参考になさってください。
JR総武線沿線の住みやすさ!路線名や混雑率の違いとは?
JR総武線は、走行区間や走行している電車の種類によって、名称が異なります。
総武本線・総武快速線・総武緩行線・中央線の違い
そもそもJR総武線とは、東京駅と銚子駅を結ぶ「総武本線」と呼ばれる鉄道路線のことです。
総武本線のうち、東京駅と千葉駅の間を走る快速電車は「総武快速線」と呼ばれています。
東京駅から先ではJR横須賀線との相互直通運転をおこなっていることから「横須賀・総武快速線」とも呼ばれています。
錦糸町駅から千葉駅の間は主要駅にのみ停車し、青色とクリーム色の車両カラーが特徴です。
また千葉駅と御茶ノ水駅を結ぶ各駅停車は「総武緩行線」と呼ばれて、区別されています。
御茶ノ水駅以西は三鷹駅までJR中央本線と相互直通運転をおこなっていることから「中央・総武緩行線」と呼ばれることもあり、黄色い車両カラーが特徴となっています。
この中央・総武緩行線は「中央線」の快速と混同されることが多いですが、これらは違う路線です。
中央線快速は東京駅から高尾駅を結ぶ路線で、中央・総武緩行線とは御茶ノ水駅・三鷹駅間を並行して走行します。
車両カラーはオレンジ色で、東京駅では総武線が地下ホームなのに対し、中央線快速は高架ホームとなっているので、それらで区別することができます。
総武線沿線の混雑しやすい時間帯
総武線では朝の7時半から9時までの間、夕方の18時から19時頃に混雑のピークを迎えます。
朝は秋葉原駅で乗り換える千葉方面からの乗客が多いため、錦糸町駅から両国駅の区間が混雑しやすいです。
早朝の6時台であれば比較的空いているので、満員電車が苦手な人は早めに出るのがおすすめです。
朝の時間帯を過ぎると徐々に混雑が緩和され、スマートフォンを操作したり、本を読んだり、運が良ければ座れる程度になります。
夕方は都心から帰る方も多く、ほぼ満員電車状態といってもいい程度の混雑ですが、朝よりは混雑しておらず、19時をすぎると乗客が徐々に減っていきます。
とくに混み合うのは、錦糸町駅から新小岩駅の区間です。
秋葉原駅や御茶ノ水駅は他の路線との乗換駅なので、その分降りる人も多く、それ以降は快適に乗れることが多いです。
JR総武線沿線の住みやすさ!住みやすい駅の特徴と家賃相場は?
駅周辺は整備されており、商業施設や企業が集まっているため、買い物がしやすいだけでなく、働く場所としても便利でしょう。
また駅の北口方面には閑静な高級住宅街があるため治安も良く、便利さと落ち着いた住環境を両立させたい方からも人気があります。
千葉県にあることから東京よりは家賃も安く、ワンルームで約5.7万円が家賃相場となっています。
総武線沿線の住みやすい駅②:西船橋駅
続いて挙げる住みやすい駅は、千葉県船橋市にあるターミナル駅「西船橋駅」です。
総武線の他にJR武蔵野線・JR京葉線・東葉高速線・東京メトロ東西線の、合計5つの路線が走っており、都心以外へのアクセスも充実。
駅ビルにはスーパーマーケットやさまざまな飲食店が入っており、帰りにサッと買い物できるので、はじめて一人暮らしをする方にとても便利な環境だといえるでしょう。
家賃相場はワンルームで約6.3万円となっています。
総武線沿線の住みやすい駅③:本八幡駅
先ほどご紹介した市川駅の隣駅「本八幡駅」も、住みやすい駅のひとつ。
再開発によって街並みがきれいに整備されており、人気が出そうな街ランキングでもトップ10に入っています。
駅周辺には24時間営業のスーパーがあり、仕事で遅くなっても買い物ができるので安心。
現在では商業施設や飲食店が徐々に増えており、これからさらに発展が期待されています。
駅から少し離れれば住宅街が広がっているので、一人暮らしだけではなく、家族でも住みやすさを感じる街ではないでしょうか。
家賃はワンルームで約7.2万円ですが、再開発によって家賃相場が高くなってきているため、注意が必要です。
総武線沿線の住みやすい駅④:新小岩駅
葛飾区の「新小岩駅」は、昔ながらの商店街が残る、下町風情が溢れる街として人気があります。
商店街には多種多様な個人商店や、スーパーマーケットが数多くあり、なかには24時間営業のスーパーマーケットもあるので、自炊をが難しい方にとっても利便性が高いです。
また荒川・中川・新中川に囲まれたエリアにあるので、少し歩けば気軽に自然に触れられるのも嬉しいポイント。
河川敷には広々とした緑地があり、日常のなかで開放的な雰囲気を感じられるでしょう。
東京都内ですが家賃相場は比較的低く、ワンルームで約6.6万円となっています。
総武線沿線の住みやすい駅⑤:亀戸駅
江東区にある「亀戸駅」も、新小岩と同じく昭和レトロな雰囲気が残る下町として人気です。
駅近くにある商店街では、昔ながらの個人店も営業しており、休日にはお店を探しながらの散策も楽しめます。
近くには学問の神様やスポーツの神様として祀られている「亀戸香取神社」があり、トップアスリートも訪れるほど有名です。
都電跡を緑地化して活用されている亀戸緑道公園は、春には満開の桜を咲かせ、多くの花見客でにぎわいを見せています。
このように亀戸駅周辺には下町と自然の豊かさが残っているため、はじめての一人暮らしでも落ち着いて暮らせるでしょう。
亀戸駅から東京駅までは混雑はしますが、駅数がそこまで多くなく、約17分でアクセスできます。
また都心に近い割には家賃相場が安く、ワンルームであれば約6.5万円が相場となっています。
まとめ
一人暮らしでも安心して住める地域が多いので、お部屋探しの際は総武線沿線での暮らしを検討してみてはいかがでしょうか?
私たちアムス・エステート株式会社では、総武線沿線の賃貸物件を多数、取り扱っております。
総武線沿線だけでなく、東京・埼玉・神奈川で賃貸物件をお探しの際は、ぜひお気軽にご相談ください。




